温室効果ガス排出削減とは

世界で進んでいる、CO2を始めとした温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組み。特に、2016年に発効した「パリ協定」のもと、各締約国では、エネルギー供給と使用に関して、GHGの排出量を削減する「低炭素化」の政策が強力に進められています。まず直ぐにできる取組を考えると、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること…カーボンニュートラルへの挑戦が、会社や日本全体の大きな成長につながるという発想で取り組んでいく意識を持つことが重要です。そこで当組合はGXリーグ参画いたしました。

GXリーグとは…


GX
グリーントランスフォーメーション(GX)とは、2050年カーボンニュートラルの達成に向けた取り組みを経済成長の機会と捉え、CO2排出削減と産業競争力の向上を両立するために経済社会システム全体を変革していくことを目指しています。グリーントランスフォーメーション(GX)では、カーボンニュートラルの実現および社会の変革を見据え、持続的な成長を目指す企業群が連係し、官・学とともに協働する場として経済産業省が中心となって整備を進めているものです。2026年度の本格稼働が予定されているGXリーグには、自主的な排出量取引の場である「カーボン・クレジット市場」が設けられる予定です。
また、カーボンニュートラルに向けた新たな市場の創造のためのルールメイキングや、ビジネス機会の創造・共有の場、参画企業の交流の場としても活用される見通しとなっています。

GXリーグへの参加にあたって「トランジション戦略」を策定しました。

グリーントランスフォーメーション(GX)に取り組む企業が参画する「GXリーグ」は、2026年度の本格稼働に向けて年度内に試行を始めるなど、着々と準備が整えられています。当組合はこのたび、GXリーグへの参加にあたって「カーボンニュートラルへのトランジション戦略」を策定しました。
カーボンニュートラルに向けて「トランジション戦略」を下記に記載いたします。

今後は、CO2排出量の報告を行うとともに、GXリーグの参画企業と協働してカーボンニュートラル社会の実現に向けて取り組みを強化していく考えです。
当組合、来たるべきカーボンニュートラル社会へ向けて、時代を先取りし、さらに新しいチャレンジを続けながら持続可能な経済社会の実現に貢献してまいります。